LOSのタイムアウト機能について

LOSは③クラウドのCPU使用率を下げるため、一定のアクションが無い場合、自動切断します。
具体的には「⑤は③からのパケットが10分間来ない場合、⑥を切断する。」というタイムアウト機能を持たせています。

興味のある方は以下ご覧ください。

タイムアウト機能を設けた理由

LOSはiViewer4からの命令をルーターを越えて宅内のLAN Brdigeに届ける当社独自開発の装置です。
もちろん機器の状態(フィードバック)をiViewer4に届けます。
この時の課題があります。
利用者がiViewer4を使ってないにも関わらず、③~⑤~⑦が接続したままだと、必要が無いのに機器に変化が起こるたびに「状態」のパケットが④を介して③に送られます。
ルートロンやAVアンプなどは、1度の操作で大量のテキストを③に送られるため、③は大きなリソースを使うのです。

そのためiViewer4が一定時間使用されて無い場合、「⑤は⑥を切断する。」という機能を設けました。

⑤にとっては利用者がiViewer4を使っているか否かの判別はつきません。
その判別する手段として、「⑤は③からのパケット④を10分間に1度も受信しない場合は、利用者はiViewer4を利用してなうこととする。」と定義しました。
切断箇所は④にするか⑥にするか迷いましたが⑥を切断することにしました。
なぜなら④を切ってしまうと、利用者がiViewer4を再び起動した場合、それが判別できなくなるからです。

再接続するタイミング

③から④のパケットが届いた場合、⑤は瞬時に⑥を再接続します。
ほんの一瞬ですがタイムラグは感じません。

まとめ

iViewer4からの操作が10分間行われない場合、LOSは⑥を切断して、「③LOSのCPUの使用率の低下を図っています。」同時に「④の不要なパケット使用料を削減しています。